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9/26(金)~27(土)高松のサンポートにおいて、第49回民医連呼吸器疾患研究会in高松が約80名の参加者で開催されました。

1日目は「南海トラフ巨大地震にどう備えるか?~能登半島地震から学ぶ~」と題して香川大学地域強靭化研究センターの特命教授の金田義行先生から、南海トラフ巨大地震の構造、能登半島地震での被害状況や、シミュレーション動画や実験動画から、どう巨大地震に備えるか、報告を受けました。病棟だったら、津波が起きたら、と想定しながら話を聞き、改めて備えることや見方を変えることの大事さを実感しました。

2つめの記念講演は、兵庫民医連の藤末衛先生から、「阪神淡路大震災から30年」と題して、震災直後の支援活動や「震災関連死」の提起、災害時には復興する条件やスピードに弱者において格差が拡大することを明らかにされた話を伺いました。

夜の懇親会では、オープニングセッションで原田実行委員長親子による演奏が披露されました。サックスとフルートの音色が奏でる「糸」が会場に響きました。「うどん県ご当地クイズ」で盛り上がり、勝ち残った3名が景品をゲットしていました。後半は県連ごとの紹介となりました。

2日目は分科会で、臨床研究やコメディカルからの報告、アスベスト問題など41演題が発表されました。最優秀演題は「東日本大震災における避難所由来肺炎症例の特徴」が選ばれ、今回の民呼研のテーマにふさわしい研究発表でした。

優秀演題には讃岐の銘菓詰め合わせや小豆島おススメグルメ詰め合わせが贈られました。

第49回民呼研事務局